SDGsへの取り組み
TBT株式会社が開発した「EcoEco熱分解1/100」は、増加し続ける使用済み紙おむつの処理課題に対し、
環境負荷を最小限に抑え、廃棄物を資源へと循環させる次世代型の処理システムです。
従来の焼却・埋立処理で問題となっていた CO₂排出、焼却炉の負担増大、埋立地の逼迫、長距離輸送コスト、衛生面リスク
を大幅に削減でき、地域社会における持続可能な廃棄物処理モデルを実現します。
本装置により処理された灰は、セメント原料・タイル・ブロック・路盤材などへ再資源化が可能であり、
廃棄物に新たな価値を生み出す「循環型社会」の構築に寄与します。
TBTは、環境保全・公共性・経済合理性の3つを同時に満たす最先端の技術を通じて、
地域と地球の未来を守る取り組みを進めています。
灰の再資源化と循環型社会への貢献
EcoEco熱分解1/100により、使用済み紙おむつは安全に灰化され、その灰は セメント原料・タイル・ブロック・路盤材などへ再資源化することが可能です。 廃棄物として焼却・埋立するのではなく、「地域で使える資源」に変えることで、 循環型社会の実現と、自治体・地域産業・住民の三方よしの仕組みづくりに貢献します。
SDGsでの主な貢献項目
SDGs 3:すべての人に健康と福祉を
SDGs 7:エネルギーをみんなに そしてクリーンに
SDGs 9:産業と技術革新の基盤をつくろう
SDGs 11:住み続けられるまちづくりを
SDGs 12:つくる責任 つかう責任
SDGs 13:気候変動に具体的な対策を
SDGs 17:パートナーシップで目標を達成しよう
SDGs 3:すべての人に健康と福祉を
- 医療・介護施設で大量に発生する紙おむつを衛生的かつ安全に処理
- 臭気や害虫などの衛生リスクの低減
- 焼却場の逼迫を防ぎ、地域福祉インフラの安定化に貢献
SDGs 7:エネルギーをみんなに そしてクリーンに
- 低電力・高効率の熱分解技術でエネルギー消費を最適化
- 将来的にはORC発電などによるエネルギー回収も可能
SDGs 9:産業と技術革新の基盤をつくろう
- 使用済み紙おむつを資源化する新たな産業基盤を創出
- 地域の循環型インフラとして普及可能なモデルを構築
- 技術革新による新たな廃棄物処理の選択肢を提示
SDGs 11:住み続けられるまちづくりを
- 焼却炉の負荷を軽減し、更新・補修費用の削減に貢献
- 埋立地の延命により自治体財政を守る
- 災害時にも利用可能な分散型処理インフラとして機能
SDGs 12:つくる責任 つかう責任
- 分別不要で安全に処理し、灰を再資源化する循環モデルの確立
- 医療・介護施設における持続可能な廃棄物管理を支援
SDGs 13:気候変動に具体的な対策を
- 焼却量削減によるCO₂排出抑制
- 長距離輸送の削減による環境負荷低減
- 脱炭素社会に向けた自治体の取り組みを後押し
SDGs 17:パートナーシップで目標を達成しよう
- 自治体・医療福祉施設・企業・研究機関との協働で循環型モデルを構築
- 灰の再資源化による産学官連携の推進
社会にもたらす価値
焼却炉の負担軽減とCO₂削減による自治体メリット
- 焼却量の削減により炉の延命と運転コストを低減
- CO₂排出量の削減に貢献し、自治体の脱炭素目標へ直接寄与
- 埋立地の延命化による財政負担の軽減
灰化・資源化による埋立容量の削減
- 灰化・資源化により埋立容量を大幅に削減
- 逼迫する埋立地の延命に寄与し、自治体財政の健全化につながる
衛生・安全・BCPへの寄与
- 医療・介護施設における院内・施設内の衛生環境向上
- 災害時の廃棄物増加に対し、分散型処理装置として活躍
- 施設の事業継続性(BCP)を強化
灰の再資源化による地域経済への波及効果
- ブロック、タイル、路盤材など地域産業の新たな素材として活用
- “廃棄物を地域資源へ変える” 循環型経済モデルの創出
