使用済み紙おむつを、施設内で安全に処理し、資源へと循環させる。
EcoEco熱分解1/100は、使用済み紙おむつを約1/100に減容し、
焼却施設の負荷や運搬に伴う環境負荷・処理コストを抑制する次世代型の熱分解システムです。
高齢化の進行により増え続ける紙おむつの処理課題に対し、
自治体・医療福祉施設・地域企業が連携して取り組むための、
現実的かつ持続可能なソリューションを提供します。
日本が直面する「使用済み紙おむつ」問題に、現場からの解決策を。
高齢化と医療・介護ニーズの拡大に伴い、使用済み紙おむつの排出量は増加の一途を辿っています。 一方で、焼却施設の老朽化や運搬距離の長距離化など、自治体が抱える課題は深刻化しています。
- 焼却炉の負荷増大・更新費用の増加
- 長距離運搬による燃料費・人件費の増加
- 臭気・衛生面での住民・施設からの懸念
- 埋立地残容量の逼迫と将来負担の増加
TBT株式会社は、こうした社会課題に対し、 「施設内で減容し、地域で資源化する」という実現可能な解決策を提案します。
EcoEco熱分解1/100 が提供する、新しい循環型モデル
施設内での熱分解処理から、処理後灰の再資源化までを一体で設計し、 自治体・施設・地域産業が連携できる循環型スキームを構築します。
Economy|経済性
処理コスト・運搬コストの削減
- 紙おむつをそのまま投入するだけで約1/100に減容
- 焼却・運搬回数の削減により処理コストを低減
- 小型車1台分のスペースで導入可能な設計
Ecology|環境価値
環境負荷の低減と循環型社会へ
- 焼却施設で処理する紙おむつ量を削減し、炉の負荷を軽減
- 運搬頻度の削減により燃料消費・排気ガスを抑制
- 生成された灰はブロック・路盤材などとして再資源化可能
Reliability|法令対応と安心
廃掃法対応・BCP強化
- 廃棄物処理法に沿った運用モデルで設計
- 自治体の協議に対応し、施設内処理として運用可能
- 災害時にも分散型処理インフラとして活躍
数字で見る EcoEco熱分解1/100 のポテンシャル
処理量 約1/100に減容
紙おむつをそのまま投入しても、処理後は灰として約1/100の体積に。
保管スペースと最終処分量を大幅に削減。
運搬回数を条件付きで約99%削減
本装置1台で当該施設の使用済み紙おむつを全量処理し、
灰のみを年1回程度回収する運用とした場合、
従来の週2〜3回の回収と比較して運搬回数を約99%削減可能。
運搬に伴うCO₂排出を大幅に削減
処理後の灰のみを回収することで、
廃棄物収集運搬に伴うディーゼル車両由来のCO₂排出を抑制。
焼却炉の負荷軽減と更新費用の平準化
焼却炉で処理すべき紙おむつ量を減らすことで
施設の負荷を軽減し、更新・補修コストの抑制につながります。
導入に適した施設・地域の例
- 病院・クリニックなど医療施設
- 介護老人保健施設・特養・グループホーム
- 障害者支援施設・入所型福祉施設
- 保育園・幼稚園など紙おむつを多く使用する施設
- 地域中核病院や福祉施設が集積するエリア
- 自治体の環境モデル地区・脱炭素先行地域 など
地域の排出量や焼却能力に応じて、最適な導入規模をご提案します。


